乾燥肌は男性に多かった!?女性とは違う男性の乾燥肌対策とは?

乾燥肌は男性に多かった!?女性とは違う男性の乾燥肌対策とは?

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男性のみなさん、日頃は額や鼻など、脂でテカテカするのに、冬になると、頬がカサカサになったり、お風呂上がりにも顔がつっぱったりしませんか?

 

女性は、自分を乾燥肌だと自覚している方は9割とも言われていて、多くの方が乾燥肌対策をしているのですが、男性の場合、乾燥肌だと自覚している方は女性より少ないのではないかと思います。

 

脂性肌だと悩んでいる方は女性より多いかもしれませんね。でも、その自覚も実は間違っているかも。

 

脂性肌の対策をしている方が、実は乾燥肌だったりなんてこともあるんですよ!

 

元々スキンケア対策をしている方が少ないこともあり、実は男性の方が肌に受けているダメージも大きいのです。それに加えて、男性と女性では肌の質も大きく異なってもいるのです。
そういったことから、実は男性こそ、肌トラブルを抱えているのかもしれません。

 

そこで、今回は、男性の肌は女性とはどう違うのかといったことや、実は、脂性肌で悩んでいる方は乾燥肌対策もしっかりしないといけないかもしれない、というお話をご紹介したいと思います。

 

この記事を読むと、「あっ!これが原因か。。。」と思うかもしれませんよ。

 

「男性の肌、女性の肌、何が違うの?」

男性と女性は、個人によってもちろん差はありますが、基本的に性別によって肌質には大きく異なることがあります。それが以下の点です。

 

1.皮脂の分泌量
男性の肌は、女性に比べて皮脂の分泌量が多くなっています。それは、皮脂の分泌には男性ホルモンが関係しているからです。

 

男性は女性よりも男性ホルモンが多いので、皮脂の分泌量も必然的に多くなります。

 

肌がテカテカして脂性肌だと感じる男性が多いのは、このことも大きな一因ではないかと思います。

 

しかも、男性の場合、成人に向かって男性ホルモンが増えていき、成人後はあまり変化がありません。つまり、成人してから年配の方まで、皮脂の分泌量も多いということなんですね。

 

2.肌の水分量
肌が保っている水分量は、男性は女性よりも少ないのです。いくら保湿するために必要な皮脂が十分にあっても、保つための水分が少なければ、肌は乾燥しがちです。

 

このことからも、男性の肌の方が、実は女性よりも乾燥しがちな肌質だということが分かります。

 

男性の場合、皮脂の分泌量が多いので、表面はテカテカベタベタしがちなのに、実は水分が少ない乾燥しがちな肌だということなんですね。

 

それなので「おでこや鼻がベタベタ脂性肌だ」と思っていても、乾燥肌だということも考えられますよ。

 

なんだか、男性に生まれたというだけで、肌は最悪な状態じゃないか!っていう感じですよね。

 

でも、だからこそ、実はスキンケア対策が必要、特に乾燥肌対策が必要なのは男性の方なんです。

 

「メイクは肌に負担、髭剃りも肌に負担」

生まれながらの男性と女性の肌質の違い以外にも、生活の中での男性と女性の違いを考えてみましょう。

 

子どもの頃こそ、そんなに差はないかもしれませんが、大人になると、多くの女性はメイクをするようになります。

 

肌に良い成分を配合していても、やはり肌への負担にはなっているでしょう。さらに、メイクを落とす作業もすることになるので、その度に、余計に肌を擦ることは、皮膚が傷ついたりと負担になります。

 

それに比べて、男性はメイクをする方は極少数です。その点では、女性に比べて男性は、肌の負担は少ない生活ができています。

 

ただし、男性は女性よりも肌を傷つけている行為をしています。それは髭剃りです。

 

毎日髭を剃る方も多いですよね?その度に、髭だけではなく肌にも刃は当たってしまっています。
そして皮膚の表面部分の角質層までを削ってしまっているのです。これは電動シェーバーでも、カミソリでも同じです。

 

そしてできた傷から、発疹ができてしまったり、肌のバリア機能が失われて、カサカサになったり、外部からの刺激にも弱くなってしまい、敏感肌・乾燥肌になったりするのです。

 

ということは、元々あなたが脂性肌だったとしても、顎や場合によっては頬など、髭剃りをする部分は乾燥肌体質になっている可能性が高いのです。

 

ではそれは防ぐため、肌に負担をかけないように髭を剃るにはどうすればよいのでしょうか?

 

そのためには、剃る前にまずはひげをやわらかくすることが大切です。お湯を絞ったタオルや、蒸しタオルを少しの間当ててみたり、入浴時であれば入浴後にしばらく時間をおくことで、浴室の湿気で多少柔らかくなるでしょう。

 

そうしてから剃ることで、髭を剃る時の肌への負担軽減が期待できます。
また、シェービングジェルなども使うと良いですね。

 

「男性に多い、紫外線対策をしないことは乾燥肌への近道だった!?」

男性と女性の生活の違いで、メイクと同じように大きいのは、紫外線対策もその一つでしょう。
メイクと同様に美肌に興味を持つことの多い女性は、紫外線対策も多くの人がしています。

 

日傘を使ったり、日焼け止めを塗ったりしていますよね。人によっては夏でも長袖を着ていたり、半袖でも、屋外ではアームカバーを着用するなど、しっかりと紫外線対策をしている女性も結構見かけますよね。

 

それに比べると、男性で日傘を使用している方やアームカバーを着けている方はほとんど見かけません。それどころか、日焼け止めも塗っていない方も多いと思います。

 

紫外線には波長によって3種類に分けられます。それぞれ、地表に届く割合や人体に届く深さなどに違いがあります。

 

この中のひとつ、UV-C波はオゾン層があることで、通過せず、地表にはほぼ届かない波長です。
そして、オゾン層で軽減はするけれども約10%が通過してしまうUV-B波と、ほとんど軽減されずに90%が地表に届くUV-A波があります。

 

UV-B波は、皮膚の表面まで届き、角質層を破壊します。日焼けをして肌が赤くなったり、黒くなったりするのはこのUV-B派の影響です。

 

そしてUV-A波は、皮膚の表面だけでなく内部の真皮(しんぴ)という層まで届いて、皮膚の構造を壊してしまいます。

 

このUV-A波もB派も、無防備に浴びていると、肌の持つ機能を壊していきます。紫外線や外部の刺激から守るバリア機能が低下することで、皮膚が内部に水分を留める保湿機能も低下し、乾燥しがちな肌にもなってしまうのです。

 

そして、それを繰り返すことで、やがてシミやシワにもつながります。さらには、皮膚がんにもなりかねません。
また、皮膚だけではなく、目にも悪い影響が出て、白内障になる原因とも言われています。

 

このことからも、あまり日焼け対策をしない傾向にある男性の方が、乾燥肌になりやすいと共に、病気にもなりやすい状態に身をさらしているのです。

 

いかがですか?紫外線対策の大切さを感じていただけましたか?

 

日よけ、日焼け対策をしてみてくださいね。
日よけは日傘だけではなく、帽子やサングラスなども、何もしないよりも効果があります。

 

「男性と女性の乾燥肌対策の違いは?」

では、男性と女性の乾燥肌対策、結局何が違うのでしょうか?

 

男性は髭剃りをする分、顎周りは、女性より肌が傷ついているので、髭を剃る時と、剃った後の保湿ケアは念入りにするべきです。

 

しかし、スキンケアの方法としては、男性も女性も変わりはありません。

 

乾燥肌には、たっぷりと保湿をして、失いがちな水分を補うこと、そして、油分でその水分を留めておくことが大切です。

 

化粧品では、「メンズ○○」などと、男性向けのスキンケア化粧品が販売されていますが、男性向けでなくても構いません。人によって、肌の状態は千差万別なので、実際に試してみるしかないと思うのです。

 

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男性の方は、「ひげそりがお肌に負担を掛けているのは、なんとなくはわかっていたけど、こう言われると確かにそうだな」と思いますよね?
また、日頃、日焼け止めを塗るのも、プールや海に行く時くらいですよね。

 

さらに、大切なことは、「実は男性の肌の方が元々水分が少なく、乾燥肌になりがちな状態」だということを頭の片隅に置いておくことですね。実は男性の肌って繊細なんですね。

 

そんな男性にオススメなのが、乾燥しがちな男性の肌に優しい、敏感肌・乾燥肌用のスキンケア化粧品です。
以下の記事も参考にしてみてくださいね。
→洗顔後は、これ1本!しわ、乾燥肌・敏感肌も保湿だけでOK!オールインワンゲル「アクシリオ」

 

以上、女性との違いも考えながら、男性の乾燥肌対策についてご紹介しました。


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