かいちゃダメ!顔がかゆい時の3つの対処方法
顔がかゆくなると、ついつい、かいてしまいますよね?
かかずにはいられない。でも、かいてしまうとさらにかゆくなる。
そんな「かゆみのスパイラル」にはまってしまうことはありませんか?ひどくなると、かきすぎて痛い思いをしてしまう場合もあります。
こんなに痛くなるなら、かかなきゃよかった!なんて思いながらも、またかいていたり・・・なんてこと、私もよくあります。。。
初めはかゆかったのに、それが痛いと感じるようになってしまうのは、皮膚の表面にある、かゆいと感じる部分と、痛いと感じる部分が似ているからなのです。
かゆみが重度になったものが痛みとして感じると考えられます。
でも、普段から心がけておくと、そのかゆみ、そして痛みは発生しづらいものになるかもしれませんよ?
そこでこれから、痛みになる前にできる、かゆみへの対処方法をご紹介しますね。
「顔がかゆい原因は何?」
かゆみに対処するには、その原因から探っていきましょう。かゆみの原因には色々あると言われています。
例えば、化粧品などの直接肌に触れるものから、ほこりや花粉などの体内に取り入れたもの、また、ストレスを感じたりする精神的なものなどです。
かゆみを感じる発端は色々でも、かいてしまったことにより、さらに影響が及びます。それに花粉のように、肌の表面に触れることで影響を及ぼしたり、体内にも取り入れてしまうと悪影響のあるようなものもあります。
花粉やほこり以外でも、金属や食べ物でアレルギーを引き起こすこともありますよね。
そうすると、発疹や赤みができて、かゆいと感じるということもあります。
こういったものは顔よりも、腕やおなかなどに出やすいですね。顔に出ている場合は、直接肌についている化粧品の成分が合わない、ということも考えられますね。
原因は色々あっても、いったん皮膚をかいてしまうと、その刺激は細胞に伝わり、ヒスタミンというかゆみを引き起こす物質を分泌するのです。
そして、これがまた「かゆい!」という神経感覚となり、またかいてしまい・・・
最後には「痛い!」と感じてしまう「かゆみのスパイラル」になるのです。
ストレスなどの精神的なものがかゆみに影響するのも、ストレスにより神経が刺激され、ヒスタミンが増幅するためなんですね。
そのかゆみが増していくことで、痛いと感じてしまうことと、実際に、皮膚をひっかくことで傷つき、それが痛みとなることも考えられます。
「かゆい時のベストな対策はかかない!」
では、顔がかゆくなってしまった時のベストな対処方法はどうすれば良いのでしょうか?
対処法1.一番良いのは、かかないこと
保冷剤や水などが使える環境であれば、そこを冷やすと、かゆみが抑えられることが期待できます。ですが、やはりとてもかゆくて、瞬間的にかいてしまうことが多いですよね。
気を紛らわそうとしても、そうすればするほど、逆に気になってしまいます。
そんな時はかいてしまってもよいと思います。精神的なストレスも良くないわけですから。
対処法2.爪をなめらかにしておく
そこで、かくときは、なるべく皮膚を傷つけないように、軽めにかいたり、爪をなめらかにしておくなどの対策をしておくと良いでしょう。
対処法3.化粧品を代えてみる
化粧品を新しくしていた場合は、もしかすると、化粧品に含まれている成分にアレルギー反応を起こしている可能性もあります。
化粧品を変えてみたり、少量のサンプルキットなどを試してみて、自分の肌に合う化粧品を選ぶことも大切ですね。
「保湿で肌のバリア機能回復が大切!」
あとは、痛くならない、かゆくならないように肌を整えていく、普段からの心がけが大切です。
皮膚が傷つくことで、肌のバリア機能が低下します。そのままにしておいて、そこに外部からの刺激があると、影響を受けやすくなり、かゆみになり、挙句の果てには痛い思いまでしてしまうのです。
そこで、日頃からバリア機能を高めておきましょう。肌のバリア機能の低下は、皮膚が傷ついたり、乾燥によって皮膚の間に隙間ができてしまうことで、外部刺激に敏感になってしまうことになります。
顔は年中露出している部分ですので、日焼け止めや日傘などの紫外線対策もしっかりしておきたいですね。
そこで、日頃から肌の保湿ケアを怠らずにすることで、バリア機能を回復、維持していきましょう!