《今すぐ実行》肌の水分を増やす乾燥肌対策ってどういうこと?
肌の水分量を増やすってどういうこと?肌に水分を取り入れるにはどうすればいいの?
という疑問について、ご紹介したいと思います。
乾燥肌の方は、嫌になるほど聞いているかもしれませんが、乾燥肌を改善するには
「保湿をして、肌に水分を取り入れましょう!」
と言われますよね?
でも、「肌に水分を取り入れて、水分量を増やす方法」ってどうすればいいの?って思いませんか?
肌の外側からなのか、何かを食べたり飲んだりして内側からなのか・・・
外側からだとすると、入浴したらたっぷり水分を取り入れられそうですが、入浴によって乾燥してしまうと言われていたり・・・
この記事では、肌に水分を取り入れる、肌の水分量を増やすってどういうこと?どうすればいいの?という疑問について考えていきたいと思います。
「肌の外側から水分を取り入れて、増やす方法」
あなたは、肌から水分が蒸発していくのを感じていますか?
なかなか感じるのは難しいですが、肌がカサカサだったり、乾燥肌の方の場合は、肌の外側から水分を取り入れて、増やす方法は良いかもしれません。
なぜなら、その肌には、水分が外に出てしまう隙間がたくさんあるからです。
健康な肌の場合、セラミド、天然保湿因子(NMF)といったものが十分な水分を肌に留め、皮脂と汗の混ざった皮脂膜が、外側をコーティングするように覆っています。
そして、肌の水分が外に出て、乾燥してしまわないようにしています。
これが肌のバリア機能というものです。
肌のバリア機能は水分を出さないだけではなく、紫外線や埃、花粉などの外側からの刺激からも守ってくれています。
ですので、健康的な肌の場合、外側から水分を取り入れようとしても、なかなか入っていかないはずです。
ですが、乾燥肌で隙間がある肌の場合には、外側からたっぷり水分を与えて、皮脂膜の代わりとなるように蓋をすることは、大切なことですね。
では、水分を与えるにはどうしたらいいのでしょうか?
入浴や洗顔なら、だいぶ水分を与えているはずなのに、洗顔後に顔がつっぱったりしますよね?
それは、洗顔時に、皮脂膜も落としてしまっているからです。強く洗いすぎてはいませんか?そして洗顔で皮脂膜のバリア機能を失ってしまい、一気に水分が外に出て行ってしまっているのかもしれません。
どうしても洗顔では、バリア機能が低下しがちですが、ポイントを抑えて洗顔すれば、ダメージは少なくて済むはずです。
正しい洗顔方法については、次の記事を参考にしてみてくださいね。
→「注目!洗い方が原因かも!?乾燥肌を防ぐ8ステップの正しい洗顔方法」
肌に外側から水分を与えて、蓋をするには、化粧水などをかけるだけではダメ!
そこでたっぷり与えた水分に蓋をするため、保湿クリームなどを使ってくださいね。
化粧水をつけて、乳液やクリームで蓋をして・・・という作業が面倒な方には、いくつも用意しないで済んでしまう、オールインワン化粧品がおすすめですよ。
→「洗顔後は、これ1本!「しわ」「乾燥肌」も保湿だけでOK!オールインワンゲル「アクシリオ」って知っていますか?」
すぐには改善されないかもしれませんが、コツコツと続けていくことで、肌の水分量も戻っていき、しっとり肌に近づけていけるのではないでしょうか!?
「肌の内側から水分を取り入れて、増やす方法」
体内から水分を取り入れて、水分量を上げることは可能なのでしょうか?
単純にそれが可能ならば、水をたくさん飲むことが、一番結果が出そうですが、そういうわけではないですよね。
たくさん水を飲んでも、たくさん排出されてしまいます。
では、肌に水分を保つ成分のひとつ、セラミドを取り入れるというのはどうでしょうか?
セラミドを多く含む食材としては、以下のようなものがあります。
・こんにゃく
・黒豆
・ひじき
・そば
・米
・小麦
でも、お米や小麦ってわりと摂取している食材ですよね?
実は、普段の食事では必要なセラミドの量を摂取できないそうです。
それでは足りないからサプリメントなどで補うのがいいのでしょうか?
特定の成分だけを体内にたくさん摂取していても、全体的な体質、体の改善にはつながらないかもしれません。人間が生きていくうえでは、実にたくさんの成分が必要です。いろいろなものをバランスよく取ってこその、効果かもしれません。
それであれば、普段からできることを続ける方が大切ではないでしょうか?
普段からできること、というと、睡眠時間を十分にとることや、規則正しい生活習慣を心がけることです。
それらを改善していくことで、正常なお肌のターンオーバーが促進されるようになれば、バリア機能や保湿機能も改善されていくのではないでしょうか?
しかし、お肌のターンオーバーは、20代女性でも28日かかり、30代になると40日とも言われ、一般的に年齢が上がるにつれて、期間が長くなっていきます。
すぐには変化が感じられるものではないことを心に留めて、焦らずにコツコツと続けてみてくださいね。
お肌のターンオーバーについては、こちらの記事もご覧くださいね。
→《衝撃の事実》早くても遅くてもダメ!?乾燥肌とお肌のターンオーバーの関係って?
「日常のバリアも忘れずに!」
外から、中から、水分量を増やしたいといくら努力をしていても、肌へのダメージを防ぐことも怠ってしまってはいけません。
例えば紫外線は、皮膚の内部に注ぎ込み、角質層の保湿成分を破壊して、バリア機能を低下させてしまいます。
それによって、肌は乾燥したり、外部からの刺激に弱くなってしまうのです。
夏だけではなく、春や秋でも多くの紫外線が降り注いできます。一年中、紫外線には気を配ったほうがいいくらいです。
また、エアコンの使用などで乾燥しがちな環境下での生活も多くなっている現代では、こまめな保湿対策も行えるといいですね。
こうした日頃からの、肌になるべくダメージを与えないためのスキンケアもしていきたいですね。
「まとめ」
肌の水分量を上げるには?
●洗顔時に、お肌のバリア機能がなるべく低下しないように、優しく洗いましょう。
●洗顔後の弱ったお肌にはたっぷりと水分を与えて、さらに、その水分が蒸発しないように蓋をする。つまり保湿が大切です!
●普段の生活を規則正しく、十分な睡眠時間も取るように心がけましょう。
●紫外線対策や乾燥する環境での保湿対策など、日常生活でなるべくお肌にダメージを与えないスキンケアを心がけましょう。
お肌に水分を取り入れる、水分量を上げるには、何かの成分を摂取するよりも、お肌の機能を回復、または、維持できるよう、お肌や心に負担の少ない生活を、心がけることが大切なんですね。