なぜ乾燥肌になるの!?その原因が判明しました!
あなたは乾燥肌で悩んでいませんか?
実は日本の女性の9割は乾燥肌で悩んでいると言われているんですよ。
それもそのはず、日本の気候は乾燥肌にとっては悩ましいですよね。
冬は空気が乾燥していて、普段は乾燥で悩んでいない人でも、カサカサになったりします。
そうかと思えば、夏にはジトーッとした湿気。一見、湿気は肌にとって良さそうですが、一年を通して、大きく気候が変わるのも、また対応が大変ですよね。
気候が一定せず、変化への対応も大変ですが、実は一年中、毎日同じように行っていることが、乾燥肌にとっては良くないことをしているなんてこともあるかもしれません。
この記事に書いてある原因を知って、心にとどめておけば、あなたのこれからのスキンケア活動が変わってくるはずです!
では、乾燥肌の原因について、これからご紹介していきますね。
「乾燥肌とは何?洗顔や入浴が原因?」
あなたは自分が乾燥肌だと思いますか?女性では特に、自分を乾燥肌だと自覚している人は多いそうです。では、みなさんはどのようなところで、自分を乾燥肌だと認識しているのでしょうか?
例えば、お風呂上りに、体全体がカサカサでかゆくなったという経験はありますか?
または、顔を洗った時につっぱったような感じになった経験はありませんか?
それには洗顔や体を洗ったこと、さらには湯船に漬かったことによって、肌から水分や油分(皮脂)が失われてしまったことが関係しています。油分(皮脂)は肌の表面を覆っていて、これにより、水分が肌から奪われてしまうのを防いでいます。肌を守るバリア機能の役割を果たしているのです。
そして、肌から水分や油分(皮脂)が失われてしまうと、そこに隙間が生まれてしまい、バリア機能が十分に機能せず、さらに皮膚から水分が放出されるのを止められずに乾燥肌と言われる状態になってしまいます。
このように、洗顔や入浴が原因で乾燥肌になってしまったり、乾燥肌がなかなか治らない原因になっていることも考えられるのです。
洗顔や入浴は毎日のことなので、影響は大きいと言えるのではないでしょうか。
「なぜ洗顔や入浴が乾燥肌の原因になるの?なぜ水分や油分が失われるの?」
元々、人の肌の表面には角質層というものがあり、保湿する成分を持っています。その成分がセラミド、天然保湿因子(NMF)や皮脂といったものです。
それらの働きによって、人の肌には水分が保たれています。かいつまんで説明すると、皮脂などの油分で蓋をして、肌の水分を保っているような状態です。そうした潤いが、肌を乾燥から守ってくれています。
しかし、この自然と身体が身につけている保湿機能は完璧ではないのです。これらの働きによって保たれていた水分が保持できなくなってしまうことがあります。
実はその水分が保てなくなる原因が、洗顔や体を洗った時、入浴する時にも関係していたのです。
例えば洗顔する時は、顔の汚れと共に、その表面にある皮脂も流れ落としてしまいます。ですので、顔をきれいにしようとゴシゴシこすりすぎてしまったり、必要以上に洗いすぎてしまうと、必要な油分まで失われてしまうのです。
これが、乾燥肌の原因のひとつです。目や口の周辺、頬などは、元々皮脂の分泌があまりないため、油分が足りなくなりがちで、すぐにカサカサしてしまいます。
皮脂は油分なので、熱いお湯でも溶け出してしまいます。「洗顔はぬるま湯が良い」と聞いたことはありませんか?そういわれているのも、この油分を必要以上に失わないようにするためなんですね。
体を洗う時も、洗顔と同様に洗いすぎや熱いお湯は禁物です。ひじやひざなどの部位が、元々の皮脂の分泌が少ないので、洗いすぎなどにより、カサカサ乾燥しがちです。
そう考えると、湯船につかる時も、熱いお湯だと、やはり皮脂が溶け出して、失われてしまいますよね。
このような理由により、顔や体を洗ったり、入浴することが乾燥肌の原因になってしまっているのです。
「乾燥肌になる要因は他にも色々とありますが、根本の原因はバリア機能が失われてしまうこと。」
ただ、洗顔や入浴ばかりが乾燥肌の原因というわけではありません。それ以外にも皮膚のバリア機能を弱くしてしまっていたり、新しい肌に生まれ変わる「ターンオーバー」を妨害したりと、肌にとって悪い要因となっていることが色々とありますので、ひとつずつ挙げてみましょう。
「バリア機能を壊したり、ターンオーバーが衰える原因」
1.空気の乾燥が原因
冬場になって空気が乾燥すると、肌からの水分も奪われていってしまいます。外の空気はどうしようもありませんから、肌に保湿クリームを塗るなどの対策が必要です。
また、お部屋の中でも冬には暖房、夏には冷房とエアコンを使う機会が多いですよね。真夏日や猛暑日なども多い最近では、ますますエアコンは必須です。ですが、こうしたエアコンの使用でも空気は乾燥してしまいます。肌に直接風が当たったりすれば、より、肌を乾燥させてしまいますよね。
こうした空気が乾燥している環境は、乾燥肌を作り出したり、促進する原因となってしまいます。
2.紫外線を浴びることが原因
紫外線を浴びることでも、皮膚が持つバリア機能が弱くなってしまいます。肌の一番上にある角質層が、紫外線によって壊されてしまうことが原因です。
この紫外線はUV-B波と言われるもので、UV-A波と言われる紫外線は、肌の内部まで届いてしまいます。
3.年齢を重ねることが原因
年齢を重ねると、肌の機能が衰えてきます。肌にある水分や油分(皮脂)などの保湿成分を分泌する力が弱くなってしまいます。それによって、肌のバリア機能も弱まってしまいます。
「まとめ」
乾燥肌になると、皮膚に水分が足りない状態で、ちょっとした刺激の影響を受けやすく、空気が乾燥していたり、服との摩擦による刺激で、かゆくなってしまったりするのです。ひどいと、「かゆみ」を通り越して「痛み」にもなってしまいますから注意が必要です。
乾燥肌の原因や仕組みを知って、正しく対処することで、乾燥肌の症状も改善される可能性があります。乾燥肌で困っているとか、私は乾燥肌かも、と思った方は、ぜひ他の記事も参考にしてみてくださいね。
たとえば「洗い方が原因かも!?乾燥肌を防ぐ8ステップの正しい洗顔方法」では、油分(皮脂)や水分を必要以上に失わないように、正しく洗顔する方法をご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてくださいね!