あなたは《顔のたるみ》が気になりませんか!4つの原因と対策をお教えします
最近、疲れた顔をしていませんか?元気なのに、鏡を見るとなんだか疲れた表情に見える。周囲の人にもそんな風に思われたり。それは、もしかしたら顔のたるみが原因かもしれません。
顔にたるみがある状態になると、シワができやすくなったり、ほうれい線も目立つようになってしまい、さらに疲れて見えたり、老けて見えたりする原因になってしまいます。
そこで、顔のたるみの原因は何か、また、たるみをなくしたり、改善するにはどうしたらいいかを考えたいと思います。
「いろいろあった!顔のたるみの主な原因4つはこれ!!」
1.「表情筋の衰え」が原因の顔のたるみ
顔には、表情筋とよばれる筋肉があり、約30種類もの筋肉が集まっています。表面に近い筋肉を「表層筋」と言い、内部の深いところにある筋肉は「深層筋」と呼ばれています。
これらが衰えてくると、皮膚や脂肪を支えたり、皮膚を張っている力が弱くなり、皮膚にたるみがでることになります。
では、どうして表情筋が衰えるのかというと、ひとつは「年齢を重ねたこと」によるもの、もうひとつは「表情筋をあまり使っていないこと」です。
表情筋も筋肉ですので、スポーツで鍛える筋肉と同じです。年齢を重ねれば、あちこちの筋肉は衰えますし、若い人でも運動をあまりしない人は体が硬かったりするのと同じようなものです。
2.「姿勢が悪いこと」が原因の顔のたるみ
姿勢が悪いことも顔がたるむ原因となります。顔とは関係なさそうな、猫背であったり、座り方なども含めての姿勢が悪いことです。猫背というと、丸まった背中のせいで、肩が凝ったりということはわかりやすいですが、実は顔にも負担をかけているのです。
猫背になると、あごを突き出した状態になることが多くなります。そうすると、顔の皮膚が下に引っ張られてしまうことになります。これが続くことで、段々と顔にたるみができてしまうのです。姿勢が悪いということは、どこかに負担がかかってしまっています。
パソコンやデスクワーク、スマホなど、姿勢が悪くなりがちな現代では、なるべく気をつけるように心がけたいですね。
3.「肌の老化」が原因の顔のたるみ
「肌の老化」とは、肌のハリがなくなったり、弾力がなくなることです。そもそも肌のハリというのは、皮膚を作り上げている成分である、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といったものがあるからできるのです。
これらの成分は真皮と呼ばれる、皮膚の中央部で役割を果たしています。コラーゲンをエラスチンが支える、結びつけるようにすることで、弾力を保っています。そしてヒアルロン酸がその隙間を埋めるように水分を保っています。
これらが不足することで、皮膚が固くなったり、ひび割れたりと、肌にハリや弾力がなくなってしまいます。そうなってくると、乾燥肌にもなってしまいます。乾燥肌はシワやシミの原因だけではなく、たるみの原因にもなってしまうんですね。そして、ハリがなくなった肌には、シワやたるみができやすくなるのです。
4.「紫外線を浴びること」が原因の顔のたるみ
紫外線を浴びることで、肌が酸化する。これが原因となって、顔にたるみができる可能性もあります。肌の酸化とはとういうことなのでしょうか?それは、紫外線を浴びると、肌の内部に活性酸素が発生するようになります。その量が増えると、活性酸素が肌の内部に留まるようになり、「肌が酸化」してしまうのです。
そして、肌が酸化することで、線維芽細胞(せんいがさいぼう)という細胞がきちんと働かなくなってしまいます。線維芽細胞は、皮膚を構成する成分である、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といったものの元となる細胞です。この細胞が弱まってしまうと、「肌の老化」と同じようにダメージを受けてしまうのです。
「顔のたるみは防げるの?すでにできてしまったたるみは改善できる?」
以上、顔にたるみができる主な原因をご紹介しました。
では結局、たるみができるのを防ぐことはできるのでしょうか?
防ぐことはできます!
ただ、ご紹介したように原因は様々です。上記で紹介した以外でも、体の部分や、細胞、生活習慣など全てに対応して、まったく今と変わらない肌を保つのは難しいかもしれません。
でも、がっかりしないでください!
例えば、毎日のエクササイズとして、表情筋を鍛える動きを取り入れてみたり、今までより姿勢を意識してパソコンに向かったり、スマホを触る時間を減らしてみる。
そういった少しずつの積み重ねが、何もしないでいるよりも、確実にたるみ解消への効果は出るはずです。筋力の低下によるたるみの場合は、筋力をアップさせることで、たるみが無くなる可能性も十分にあります。ですから、「完璧に若々しくいたい!たるみを作りたくない!」などと気負わないでくださいね。
また、紫外線はなるべく避けたり、肌にたっぷりと潤いを与えて、紫外線や外部の刺激から守る、肌や皮膚そのものの力を強くしてあげることも、忘れないでくださいね。
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