【衝撃の事実】実は安心できない!?無添加化粧品って何?体にいいの?知られざる事実を公開!
今お使いの化粧品は「無添加化粧品」ですか?無添加化粧品だからと、選んでお使いの方もいるかもしれません。あまり気にしていなかったという方でも「無添加化粧品」という言葉を聞いたことがあると思います。化粧品を探していれば、必ずと言っていいほど目にする言葉ですよね?それほど、世間には、無添加化粧品があふれているのです。
「無添加化粧品」と聞くと、なんだか体に良さそうな感じがしませんか?
でも実は、その「感じ」に気をつけなければいけません。
「無添加化粧品」だからと選んだその商品が、「添加物が全く含まれていない化粧品」ではない可能性もあるのです。
今回は無添加化粧品って何?という疑問について考えてみたいと思います。
「実はあいまいな""無添加""という表示」
「無添加化粧品」とは、いったいどんな化粧品なのでしょうか?
これには、かつての「薬事法」、そして、2014年からは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」という法律が関わっています。
この法律によって、医薬品や医薬部外品、そして化粧品などについてのことが決められています。
昔の薬事法では、アレルギーを起こしたりする恐れのある成分を表示するように決められていました。そして、それらの表示しなければいけない成分が指定されていました。
そんなことから、かつては、この「表示指定成分」が含まれていない化粧品を「無添加化粧品」と呼んでいたようです。
「全成分表示義務があるのに安心じゃない!?キャリーオーバー成分とは?」
2001年からは全成分を表示するように義務付けられました。それまでは、指定されていない成分以外は何が入っているのか、消費者は分からないという状態でした。
全成分の表示義務ができたのなら安心かと思いきや、何かがはっきり決まれば、そこに指定されないものについては、グレーゾーンができてしまうものです。
実は、「全成分表示義務」に対して、表示しなくても良い「キャリーオーバー成分」というものがあるのです。
簡単に言うと、化粧品の製造過程で使用する成分の中には、表示しなくても良い成分が現在でもあるということです。さらに、今でも「無添加」という表示に対する決まりは定義されていません。
そのため、「成分の一部が無添加」の商品に対しても、無添加化粧品と言っているものもあるというのが現状です。つまり、添加物が入っている無添加化粧品が存在するのです。
ですから、無添加化粧品という言葉の響きだけにつられて、安易に購入してしまうと、肌トラブルを起こしてしまう可能性もあります。
「オーガニックコスメ(化粧品)と無添加化粧品は何が違うの?」
無添加化粧品のように、巷にあふれている言葉として、「オーガニックコスメ」があります。オーガニックコスメと無添加化粧品、どちらも似た感じがしませんか?やっぱり体に良さそうなイメージの。そう、ここでもやはり「感じ」とか「イメージ」というのが曲者です。
無添加化粧品が、添加物を使っていない(「一部の成分に使っていない」も含めて)というのに対して、オーガニックコスメは、「有機栽培や無農薬で育てた植物を使っていますよ」というような意味で使われていることが多いようです。
やはり体に良さそうな感じがしますよね。でもこのオーガニックコスメも、公的機関などによって制限されているわけではないんです。ですので、オーガニックの植物を100%使用しているわけではなく、一部に使用しているだけだったりします。
自然由来でないものが全て体に悪いわけでもなければ、自然由来だからといって、体に良いとも限りません。自然の中には、人や肌にとって良くないものも存在します。
「無添加化粧品」「オーガニックコスメ」という表現だけにつられて使用してしまうのは、肌トラブルが起きてしまうこともあるので、注意が必要です。
「市販されている化粧品は怪しいものばかりなの?」
ルールの隙をついたような商品が存在する話をしてしまいましたが、恐れる必要はありません。誠実な会社であれば、ホームページやパッケージにも、きちんとそのような説明が書いてあります。中には、表示しなくても良いキャリーオーバー成分についても表示する会社もあります。
気になる商品があれば、パッケージや広告を見たり、会社のホームページを見て、どんな会社が作っているのか、会社の方針はどうなのか、といった事も調べてみるといいですね。
「どれが自分に適した商品かはわからない」
無添加やオーガニックだから体に良いわけでもない。無添加やオーガニックじゃない化粧品が自分にとっては最良の場合もある。「じゃぁ、何を基準にどれを選べばいいの!?」と、悩んでしまいますよね。
どんなに「良い会社」の商品であっても、誰にも悪影響のない商品、を探すのは至難の業です。人それぞれの状態や症状によって、どうしても影響の出る成分が入ってしまっているかもしれません。
自分のアレルギーなどが分かっている場合は、その成分が入っているものは避けることができますが、他にも何が影響するかわかりません。
ですから、最終的には試してみるしかないのです。
そういうこともあるので、化粧品は、少量になったお試し用のセットも各社から販売されていたり、配られています。「サンプルセット」や「トライアルキット」、「お試しセット」といった名前が付いていますので、気になる商品があれば、ぜひ試してみてくださいね。
試してみて肌に合わなければ、すぐに使用をやめ、また別の商品にトライしてみる、なかなか大変なことではありますが、最良の商品に出会えた時の喜びを楽しみにして、商品選びを楽しみましょうね!
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