《衝撃の事実》かゆみを引き起こすのは服が関係していた!?その原因と対策は?
「服によるかゆみってどういうこと?」
「肌」が、かゆくなる原因のひとつにもなります。それは「服」と「肌」との摩擦によって起こるかゆみ。今回はその原因と対策方法を詳しく調べてみました。
この服と肌の摩擦によるかゆみは、誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか?
実は、服の素材による摩擦率の違いは大きいんです。
毛糸の服を着た時のチクチクした痛みと、シルクのスベスベした感触の違いを考えるととてもわかりやすいですよね。
そういった、すぐに感じるようなわかりやすい摩擦だけではなく、服を着ることで、初めはあまり感じなかった摩擦が肌に少しずつ負担をかけているものなんです。
服と肌の摩擦は、小さなものでも長時間身につけているもの。少しの摩擦から肌は刺激を受けて、かゆみへと変わっていきます。
「では、どのような服を選べば良いか、ご存知ですか?」
「化学繊維」で作られた服は摩擦が起こりやすいんです。ポリエステルやアクリル、ナイロンなどが代表的な化学繊維ですね。
化学繊維でなくても、ウールでできたセーターなど、チクチクとして、摩擦起きやすいだろうなと想像できるものもありますよね。
このように素材だけで「摩擦大きそうだなぁ」と簡単に判断できるものもあれば、そうでないものもあるんです。
実は、どのような織り方や編み方をしているのかといった違いでも、摩擦の大きさには違いが出てきます。ですので、まず簡単な判断としては、肌に良い素材のものを選ぶことです。
安心な素材としてオススメなのはシルク。肌触りが良いことでも有名なシルクは、人の肌に近い成分でできているので、安心できる素材の一つです。吸湿性や保湿性に優れていて、下着としても重宝されていますね。
しかしシルクは価格が高かったり、シルクでできた服を選ぶと選択肢もせばまりますし、普段外に来ていく服をいつもシルクで、というわけにはいかないですよね。
そんな時は、まず下着をシルクにしてみることをオススメします。また、パジャマなら数枚用意すれば済みますよね?たくさんの枚数が必要なわけでもないので、シルク素材のものに替えてみるのは抵抗なくできるのではないでしょうか?
パジャマは睡眠中に身につけるので、7時間とか8時間、意外と長時間身につけている服です。また、睡眠中は背中をつけていたり、体を密着しているので、起きている時よりも摩擦が起きる可能性も大きいですよね。
この「パジャマをシルクにしてみる」というのは、試して見る価値は大いにあるかと思いますよ。
また、コットン(綿)も、肌に優しいと言われている素材の一つです。コットンも吸湿性や保湿性に優れているので、乾燥肌、敏感肌の方へもおすすめです。なるべくコットン100%のものを選んでくださいね。また、コットンは強度もあり、安価なので、購入しやすく使いやすいのが魅力ですね。
「縫い目、タグも注目すべきポイント」
おすすめの素材について書きましたが、その他にも、服を身につける時の注意点があります。
それは縫い目やタグです。
縫い目も摩擦を起こしやすい部分。通常は縫い目は内側にありますが、ベビー用の肌着や服は、縫い目が外側になっているものが多いのは、赤ちゃんの繊細な肌が傷つきやすいため。
大人向けの製品でも、乾燥肌や敏感肌の方向けに縫い目が外側にある服もあるので、そういった服を試してみるのもいいですね。
また、ブランド名や洗濯表示が書かれているタグも、チクチクしたり摩擦が起きる原因となります。以前は、ほとんどが首の後ろにタグがついているものでしたが、最近では、タグが外側や腰元にあって、直接肌には触れにくいものや、タグの代わりに服の内側にプリントされていたりという物もあるので、そういったものを選ぶのもおすすめです。ただ、タグが外側にあるものは歩く時などに手が擦れてしまう懸念がありますね。
また、内側にあるものもタグは切ってしまえばいいかもしれないですが、切り取った残りがまたチクチクしてしまったという経験があるので、タグがない、プリントされているものをおすすめします。
「洗濯洗剤や柔軟剤によるかゆみ」
せっかく、肌に良い服や下着を選んで身につけても、洗濯方法を間違えてしまうと、乾燥肌、敏感肌の悪化にもつながりかねないので気をつける必要があります。
「洗濯したらきれいにもなるし、清潔なのに、何がいけないんだろう?」と思うかもしれません。柔軟剤なんて、柔らかくなるのだし、服と肌の摩擦も軽減しそうですよね。
洗濯して清潔にすることは良いことです。しかし、それに使う洗剤や柔軟剤、これらの化学物質が肌に悪影響を及ぼしてしまうこともあるのです。
洗剤の量も気をつけたいですね。大雑把に使用してしまっていることはありませんか?もしかしたら、洗濯物の量に対して多すぎた洗剤がかゆみの原因になっているなんてこともあるかもしれません。適切な量を使うように心がけるのが大切です。
また、量に限らず、その製品自体が合わない場合もあるかもしれません。そんな時には乾燥肌、敏感肌用の低刺激な洗剤も販売されていますので、試してみてくださいね。