乾燥肌は改善するの?どうすればいいの?誰でも簡単にできる3つの方法を伝授します!
「そもそも乾燥肌とは?どういう症状?」
そもそも乾燥肌とはどういうことでしょうか?
人の肌は、皮脂(油分)が表面を覆うことで蓋となり、肌の内部の水分を保っているような状態です。そうした潤いが、肌を乾燥から守ってくれているのです。
細かく見てみると、肌の表面には角質層というものがあり、保湿する成分を持っています。その成分がセラミド、天然保湿因子(NMF)や皮脂といったものです。
これらの保湿成分によるバリア機能の働きで、肌内部の水分が保たれています。このバリア機能がきちんと働いていると、潤いのある肌が保たれているんですね。でも、この状態が様々な原因によって崩れてしまうことがあります。
健全な状態が崩れてしまうと、バリア機能をしっかり果たせなくなり、肌から水分が失われてしまうことで乾燥肌になってしまうのです。
「ひどい場合は痛みになってしまう乾燥肌。どうしたら改善できる?」
乾燥肌になってしまうと、外部からの刺激に弱くなってしまいます。それは紫外線などの見えないものから、服が肌に擦れるといった刺激など様々です。最初はかゆみとなって出ていた症状も、悪化すると痛みに変わってしまいます。
ひどい場合には、医療機関で診てもらうことも必要になってしまいますが、その前に、初期段階から自分でもできる、改善方法を考えてみたいと思います。
症状を改善するための対策方法を、順番に挙げてみましょう。
1.まず、外部からの刺激を避ける
まずは、外部からの刺激を避けるようにしましょう。具体的には、直接肌に触れる服や下着の素材を変えてみることです。皮膚は、服と肌との摩擦によってダメージを受けるので、摩擦が少ない素材や、
チクチクしたりしない素材を選ぶのがポイントです。シルクや綿素材のものが好ましいですね。特にシルクは人の肌に近い成分だと言われていて、しっとりした感触も肌に優しく、おすすめです。
なかなかシルクばかり着ていられないという場合は、パジャマをシルクにしてみるのもおすすめです。毎日着るものですし、着ている時間も長いので、パジャマを変えてみるのは改善策の第一歩として大きな効果があるのではないでしょうか。
外出する時の服装としては、袖がなければ摩擦も少ないので良さそうですが、紫外線との接触も肌にとっては良くないため、できれば露出する部分は少なくしたいですね。
とはいえ、暑い時期にはそうもいきませんので、日焼け止めを塗ったり日傘を差すなど、対策をしっかりしてからお出かけしましょう。
2.洗顔の仕方、お風呂の入り方を変えてみる
乾燥肌をゴシゴシするのは痛いけど、肌に汚れがあるのも良くなさそう。そんな風に思って、がまんして、こすっちゃってたりしませんか?
お湯はぬるま湯を手ですくって使う
まずは、顔をすすぎますが、熱いお湯を使うことや、シャワーを直接当てるのはよくないです。熱いお湯は皮脂汚れを落としやすくなりますが、必要以上に皮脂を落としてしまう可能性も。38度程度のぬるま湯にしましょう。
また、シャワーを直接当てるのも、肌に対してストレスになる強い刺激となりますので、改善のためには避けるようにしましょう。洗面器に入れたぬるま湯を、手ですくって、優しく顔をすすぎましょう。
洗顔も体を洗うのも、泡たっぷりで優しく
洗顔の時も体を洗う時も、たっぷりと石鹸を泡立てましょう。泡立てたら、優しく肌に乗せるような感じで洗うのがポイントです。あまり泡立てずに石鹸をつけてしまうと、肌をこすることになり、その肌への刺激はよくないので状態が改善されにくくなります。
お風呂への入浴もぬるま湯で
お風呂への入浴でも、熱いお湯だとやはり必要な皮脂まで落とされてしまい、肌の水分が失われるようになってしまいますので、温度は38度程度にしましょう。
3.「たっぷり保湿」をしっかりと
入浴後や洗顔後の肌はつっぱってしまったりと、水分を奪われがち。お風呂上りは間を開けずに、たっぷりと、しっかりと保湿をしましょう。
このような方法を今までに実践していなかった方は、ぜひ試してみてくださいね。すぐに改善するわけではないですが、まずは1ヶ月、続けてみることをおすすめします。少しずつ改善効果が感じられるのではないでしょうか。
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